今オフ、2年1790万ドルでロサンゼルス・クリッパーズと契約したブルック・ロペスが、新チームでの意気込みを語っている。記者会見の言葉を『Los Angeles Times』のブロデリック・ターナー記者が伝えている。 「僕はカリフォルニアボーイだ。ノース・ハリウッドで育った。もちろん当時とは状況が大きく異なるけど、今のクリッパーズには驚かされるよ。このチームの一員になれて嬉しいし、願わくはさらなる高みに導く手助けができればと思っている」 ロペスは昨季まで7シーズンにわたってミルウォーキー・バックスでプレイしていたが、地元に戻る決断を下した。 「クリッパーズが連絡をくれたんだ。選択肢を検討していたなかの一つだったから、感激したよ。彼らは以前から素晴らしいチームで、いい選手もたくさんいる。殿堂入り選手、オールスター、そして素晴らしい若手もいる。相棒ズビ(イビツァ・ズバッツ)もだ! チャンピオンシップを獲得する大きなチャンスがここにはある」 キャリアを通じて先発センターを務めてきたロペスは、昨季も80試合、平均31.8分プレイして、13点、5.0リバウンド、1.8アシスト、1.9ブロック、フィールドゴール成功率50.9%、3ポイント成功率37.3%を記録。37歳ながら依然として高い生産性を誇っていた。 しかし新天地ではトップセンターの1人として頭角を現しつつあるズバッツがいる。昨季はオールディフェンシブ2ndチームにも選出された。ロペスがこれまでレギュラーシーズン1105試合のうち1064試合で先発してきたが、来季はベンチからの出場となる可能性が高い。それでも本人は「チームの勝利に貢献したいだけ」と意に介さない。 「どんな形であれそれが自分の役割。コートにいる時間が、試合の最初であれ、途中であれ、最後であれ、チームを勝利に導くために全力を尽くすよ」 また、2017-18シーズンにロサンゼルス・レイカーズでチームメイトだったズバッツとの同時起用についても、「お互いをうまく補完し合っていると思う。守備ではペイントを支配し、攻撃でもお互いを補完し合っている。自分がフロアを広げ、彼にペイント内で暴れ回るためのスペースを与えるよ」と意欲を示した。 3ポイントが得意なロペスと、屈強な体躯を誇るズバッツによるツインタワーが、クリッパーズが来季躍進するための鍵となるかもしれない。
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